ここでは基本的な知識をご紹介いたしますが、知っておくと本作りを進めるうえでとても便利でもっと身近に感じます。
カバーは表紙を包むためのものです。一般的に著者紹介等はこのカバ一部に載せます。
販促の目的で表紙に巻くものが帯です。自費出版でもまれに作ることがあります。
見返しは、半分に折った紙の片側を表紙の裏に 糊付けしたもので、表紙と中身をつなぐ役目が あります。表紙に合わせた特種紙を何千種類もの中から選ぶ作業は本づくりの楽しみでもあります。
スピンは、しおり、またはリボンとも呼びます。主に上製本の時に付けます。
扉には書名・副題名・著者名・出版社名などが印刷され、 通常、本文より上質で厚手の紙を選びます。
表紙は書籍の中身の保護、内容の表示、装飾などの機能を果たします。書籍の顔となります。
耐久性も強く美しく仕上げたいなら
印刷用の版(アルミ板)に絵柄を焼き付けて行う印刷方法を「オフセット印刷」と呼びます。大半の商業印刷物、特にカラーの物はこの方法で印刷されています。とりわけカラー写真の仕上がりが美しく、耐久性にも優れています。 少部数の場合は割高になりますが、一定部数を超えると印刷部数が多ければ多いほど単価が下がるメリットがあります。
短納期や少部数などでコストを下げるなら
コンピュータから印刷機に直接データを送り印刷する方法を「オンデマンド印刷」と呼びます。オンデマンド印刷は必要な部数だけを数種類、短時間に印刷できるメリットがあり、製版工程もなく、少部数の場合はオフセット印刷に比べ、トータルコストが安くなります。ただし、品質の面ではオフセット印刷の方がきれいに仕上がります。
本には様々な種類があります。製本とは印刷が終わった用紙(刷本)を折って綴じ、本に仕上げることです。正光印刷ではお客様の本をお客様が希望するデザインに仕上げます。
上製本は一般的にハードカバーと呼ばれます。表紙をボール紙に貼り中身を綴じ込む方法で、並製本に比べ、耐久性が高く、つくりもしっかりしていて高級感があります。
並製本は一般的にソフトカバーと呼ばれます。厚紙の表紙に中身をくるむように綴じ込む方法で、書籍の中では一番多い製本方式です。綴じの方法は無線綴じ、中綴じが一般的です。
原稿を印刷所に渡すことです。ただ渡すのではなく、1ページを何字×何行で組むか、どの字体を使用するかなど、出来上がりイメージを明確にした上で細かい指定を行う必要があります。入稿作業は編集者が行いますので、お客様をお煩わせすることはありません。
文字の大きさを表す単位です。「ポイント」はもともと活版印刷で用いられてきた単位で、1ポイントは0.3514 ミリに相当します。「級」はその後に開発された写真植字(写植)9~9.5 ポイント、または13~14 級で印刷されるのが一般的です。
入稿の際の指定に従って、印刷所が作る「試し刷り」です。「校正刷り」とも言います。入稿して最初に作られるゲラを「初校」、初校で指示した修正がきちんと反映されているかどうかを確認するために二度目に作るゲラを「再校」と言います。それ以降、ゲラが新たに作られる都度「三校」「四校」と数字が増えていきますが、通常は再校までで修正作業を完了します。
「ゲラ」を使用して文字や文章、写真やイラストなどの間違いがないかを確認し、正しく直す事です。特に印刷時の色を確認する場合は「色校」とも言います。校正を数回行い、印刷しても問題ない状態になることを「校了(校正終了)」と言います。校了以後の原稿の修正は原則できません。
著者、編集者、校正者が「これ以上修正する箇所がない」と確認し、本番の印刷を開始してもよいと判断した状態(校正終了)です。ゲラに若干の修正箇所があっても、新たにゲラを出してもらう必要がないと判断した場合は、印刷所が責任をもって修正するという前提で、印刷開始を認めることもあります。この場合は「責了(責任校了)」と言います。
【支払時期】
納品後請求書をご送付いたしますので、指定期日までにお振込みをお願い致します。
※但し契約額50万円以上の場合は、10%以上の着手金をご契約時に申し受けます。
お見積もりは一切無料です。お気軽にお問い合わせください。お問い合わせは直接お電話、ファックス又はメールで承っております。ご返事はお見積もり依頼メールを受信後、1週間以内にご返信いたします。連絡がない場合はお手数ですが、弊社までお問い合わせください。
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